正確な水分測定には、適切な測定器の選定、サンプリングシステムの構築、適切な測定時間の管理が必要になります。
適切な測定器の選定に関して書いていきたいと思います。
使用するアプリケーションによって適切な水分計や露点計の選定は非常に重要となります。
目的にあった機器を選定しなかった事によって、適切な水分測定結果が得られなかったり、時間が多大にかかってしまったり、結果的に多大なコストがかかってしまったり。等の問題が起こります。
水分計、露点計選定をする際には使用するアプリケーションの目的にあった原理や測定方法の機器の見極めが重要です。
よくあるのがコストを最優先にして機器を選定してしまうと結果的に時間の無駄と最終的なコスト増を迎えてしまうことです。
水分測定においては、水分独自の特性として測定環境の壁面や配管内等に吸着しやすいという性質を理解し、機器のスペック(精度や再現性)を正確に判断しなければなりません。
よくカタログに±何パーセント、±露点何℃dpと書かれていますが、それがどの程度の応答時間によって評価や校正されているかは書かれていることはほとんどなく、またか書かれていてもその通りになるという保証はありません。
水分測定においては、その水分測定器がどの程度の応答速度で反応するかが非常に重要な要素になります。
使用するアプリケーションや目的にあった応答性はどの程度必要か?
応答性を重視すれば、水分測定器のコストは高くなり、コストを重視すれば応答性、精度や再現性も悪くなる傾向になります。
それを見極め、自身が使用するアプリケーションや目的にあった機器の選定がとても重要となります。
では、具体的に原理によって応答性に違いがあるのか?
選定する際のポイントは何か?
この辺りは次の投稿で詳しく説明をしていきたいと思います。
